TAK SYSTEM INITIATIVE CORPORATION 本文へジャンプ



代表取締役 ごあいさつ       

                                              2008.12.23 記載

 
みなさま こんにちは。株式会社TAKシステムイニシアティブ代表取締役の瀧口です。

 日頃は、当社の活動に対してご理解ならびにご支援をいただきまして、誠にありがとうございます。


【当社の光技術の取り組み】

 当社は、光技術を含むさまざまな技術Know-Howを生かした新規装置のプロトタイピング(試作開発)を中心として活動をしております。光技術は、現代における生活には不可欠なものになっておりますが、まだまだ広く産業界に理解が広がっているとは言えません。

 一方で、光技術を売りにした大手企業は、企業体が大きくなり過ぎて、お客様の個々の要求や悩みを心をこめてお聞きすることが少なくなっております。光技術を用いた新しい産業は、お客様の「こんなことって光でできないのか?」といった疑問や期待が必ず出発点になります。ですから、当社は、お客様の声を大切にした企業活動を強く進めてまいりたいと思っております。
そのなかから大きな新しい産業の芽を育てたいのです。

 まずは、1台の試作装置を作り、それを使ってとことんお客様に実験していただき、不満の声をいただいたら、自分の力の限りに対応をさせていただくことで、新しいアイデアも生まれてきます。そのアイデアを取り込んで、よりきれいな動作を行う装置に育て上げることは、技術者の誇りであります。

 そのように根性で作り上げたものが、より広い市場で受け入れれるように、広い視野で開発できるかどうがも重要な企業経営のポイントであることも理解しております。

 量産は、当社の現状ですぐには無理でありますが、近隣の企業のみなさまのご協力をいただき、企業連携を広げる中での新規産業市場展開も考えたいと思っております。

 今後も、新しいアイデアを創出し、それが新しい産業と文化を創りあげることを目指して努力をしてまいります。

 会社の目指すもの
 世の中には、いままで判らなかったこと・できなかったことが光技術を用いることで、できるようになると思うことがたくさんあります。

 私たちは、微力ながらも、新たな光計測器の開発、計測技術、自動制御技術、レーザ応用計測技術を用いて、協力させていただきたいと考えています。

 また、これからの世界は、環境問題、エネルギー問題、食料問題などの課題と付き合わなければなりません。その際に、光技術などを用いた総合的な科学力が必要です。光技術を有する若手育成も当社の重要な役割と考えます。








代表取締役  瀧口義浩
履歴


フェムト秒レーザーを用いた実験中の瀧口
1958年 静岡県浜松市浜北区生まれ。
1982年 名古屋大学原子核工学研究科 修士修了。
        
放射線計測、環境放射能計測
1982年 浜松ホトニクス株式会社に就職。
     
  ストリークカメラ開発(X線、中性子、VUV,XUV、フェムト秒)
1988年 ニューヨーク市立大学 研究助手従事。(出向)
       
Photonics Application Laboratory(PAL)
1988年 ニューヨーク市立大学博士課程に入学。(夜間個人入学)
      
半導体中キャリアの挙動解析
1994年 科学技術振興機構ERATOプロジェクト従事。
      
山本量子ゆらぎプロジェクト Gリーダー・技術参事
1994年 ニューヨーク市立大学Ph.D修了。
1995年 名古屋大学工学研究科 非常勤講師。
     
 メカトロニクス機械工学 特別講義
1999年 物質・材料研究機構 特別研究員就任。
     
 有機ハーモニック分子の光学特性評価
2000年 情報通信研究機構 招聘研究員就任。
     
 超高速有機分子挙動解析
2001年 地域結集型共同研究事業 従事。
     
 新規レーザー周辺システム開発
2004年 宇宙航空研究開発機構 宇宙環境応用利用推進
       委員 就任。
     
 宇宙環境の産業化検討
2007年 光産業創成大学院大学 教授就任。
     
 光加工プロセス分野教授
      有機フォトニクスへの挑戦

2007年 ㈱TAKシステムイニシアティブを設立。

      光を用いたプロトタイピングによる新規光産業創成


【数々のすばらしき人との出会い】

 1。 故土屋 裕氏との出会い 
 
 私自身は、浜松ホトニクス株式会社に大学院を修了して入社させていただき、そこで、多くの技術を学ばせていただきました。と同時に、そのころの上司であった故土屋 裕氏のおかげにより、広く産業界、学際領域、海外での研究活動に触れることができました。入社1年目の若造に、まったく新しい光デバイスの開発を担当させてくれたり、その結果を海外の学会に積極的に発表させていただくことができました。海外に出ると、ご一緒させていただいた土屋氏は、すべての手配を私にしろと、英語もろくにできなかった私に、「獅子は子供を谷に突き落とし、そこから這いあがらせる!」という言葉のように、むちを打っていただきました。そのような中で、少しずつ海外における生き方を学んだように思います。
 時には、単独で海外のお客様に装置の納入をさせていただくことも御許可をいただいたことも重要な経験でした。浜松ホトニクスという会社の外に出ると、そこで会うお客様にとっては、私が浜松ホトニクス株式会社の代表であり、すべての浜松ホトニクス株式会社の技術を知っているものとの期待にこたえることが要求されました。そのころから、電子管あるいは半導体光デバイス、さらにはシステム装置のすべてに対して、それらの基礎を学ぶ姿勢を作ってもらったように思います。故土屋氏には、このようないろいろなことを学ばせていただきました。


 2.(続きはまたの機会に)


    第2期 簡易決算書のダウンロード (pdf:64k)   開始


    第2期 事業報告書のダウンロード (pdf:296k) 事業報告 



   平成20年10月31日に、第2期を無事終了することができました。ご支援ならびに、ご協力を厚くお礼申し上げます。




フッターイメージ