TAK SYSTEM INITIATIVE CORPORATION
技術紹介
工事中
ハイパー・スペクトル・カメラ
* 映像を観るには、MOVフォーマットが再生できるプラグインが必要です。Quick-Timeなどがあれば再生できます。
当社の開発したハイパースペクトルカメラに、高感度のカラーカメラを接続して、1次元画像のスペクトル(波長)情報をリアルタイムで観測した例を以下に示します。
まずは、見てください。
下のように、ハイパースペクトルカメラの前方で、白色光で照明された物体を動かすと、その物体の1次元切り出し画像のスペクトルがリアルタイムで表示されるのが、さらに下の画像でわかります。
本画像において、画像の縦方向が、入射した画像の1次元空間情報に対応し、横方向がスペクトルのカラースペクトルに対応します。ここで、照明光として蛍光灯を用いましたので、蛍光灯のライン・スペクトルが明確に分かれて見えます。
その上で、黒い影が動きますが、これは、物体の色合いに応じて赤い光のみが反射されたり、青い光が反射されたり、すべての色が反射されない黒い物体などに対応します。
当社のハイパー・スペクトル・カメラの構造
下の左図が当社のハイパースペクトルカメラの心臓部である分光素子部になります。これに入射用のカメラレンズと画像の1次元切り出し用のスリットを取り付け、その出力スペクトル像を、USBカラーカメラにてコンピューターに取り込みます。
カメラに何を用いるかによって、その解像度や感度の差異が発生します。